大輪の薔薇
名古屋近郊 自宅ベランダにて撮影。
ISO1600 露出8分×14枚コンポジット
タカハシ FS-60Q (f=600mm F10) + 光害カットフィルタLPS-D1 + 天文改造済 X-E1 にて撮影。
SWAT-350 にて赤経1軸オートガイド実施。
PHD2 のドリフトアライメント機能を使用。ユニテックによればゴニオ雲台の方位・高度ネジは1回転あたり1.19°とのことでしたが、ドリフトアライメント機能の計算結果通りに設定したのでは、調整し足りない状態が続きました。
というか、回しても回しても、再試の度に同じ程度のズレ量(5〜10分角程度)が検出されて、謎。もしかすると、押し押しネジ締め込み時に、調整した量が反対側の押しネジの圧力で相殺されちゃってたのかも?
結局、少し大きめに調整を何度か繰り返すことで、シッカリ合わせることができました。
等倍で見ると、上下方向(東西方向)に少し大きめにズレてますがこれは赤経軸のバランスがイマイチで、赤経軸オートガイドの反応が悪くなってしまっていた(ガイド結果によれば±4〜8秒角の振幅があった)ためと思われます。
光害カットフィルタ LPS-D1 を本格的に使ってみたのは初めてですが、青〜白系の星の色が変わりにくく、前製品 LPS-P2 より格段に使いやすいですね。
勿論、raw 現像時に全体のカラーバランスの調整は必須ですが。
アルバム: 天体写真
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コメント (2)
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おぉ、名古屋市内で、ここまで写せるとは、びっくりです!
LPS-D1、LPS-P2より良いですかー!!
暫くはニワトリなので、買おうかなぁ・・
ドリフト法での極軸合わせ、だいたいなら、結構、すぐ合わせられるんですが、追い込みまでかけようとすると難しいですよね。
PHD2には、ドリフトアラインの機能もあるんですか!φ(・_・”)メモメモ
今度、使ってみよっと・・。2014年10月19日 00:34 UTO (2)
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コメントありがとうございます。
正確に言うと当家は春日井市なので、名古屋市内よりは若干マシかとは思いますが、決してお世辞にも「星がよく見える空」ではありません。
http://simhuq.sytes.net/astro/autoguide/2014-09-07_22-24-42_XE2_1200.jpg
こんなんですから。
D1、明らかに処理伸しやすさはP2より良くなってます。
P2は、余程Hαな星雲しかない領域以外では「輝星が水色になっちゃうぐらいなら使わんとこー」と、半ば使うの諦めてましたから…
PHD2 のドリフトアライン、ほんと至れり尽くせりですよ。
問題は、押し押しネジの微動装置には、PHD2がはじき出した誤差量をキッチリ補正できるほどの固定精度が無い、ってとこでして…
極軸微動装置も、電動化する必要があるなーと思った次第です。
開始前にキャリブレーションを忘れないようにしてください。2014年10月19日 01:14 ばくばく (5)
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